なにせリリースが多いので、流しっぱ。
で、やっぱ アルバム「Balance」はいいなあと思うのである。
全般的に、ライドをバシャバシャぶっ叩くアレックスのドラムパートの音量がデカくて気持ちいい。
その上空をエディーのギターが縦横無尽に切り裂いていく感じ
一発目"The Seventh Seal" は、まさにVANHALEN節。
待ってました「よっ成田家っ!」といった感じ。
続く、"Can't Stop Lovin' You" はこのアルバムの空気感からは全く浮きまくっているPOPチューン。
でも良いね。まあ、こういうのも入れとかないとアルバムは売れません。
"Don't Tell Me (What Love Can Do)" は恐ろしくヘビイ。ダークサイドに引きこまれていく。
単音でこんだけヘヴィーなリフが弾けるって、やっぱエディーはスゲーよ。
"Amsterdam" 、 "Big Fat Money" と、サミーVANHALENの真骨頂ともいうべき曲が続き、
ピアノをガバっと開けて、弦の部分をゴシゴシビンビンやったらしい実験的インスト "Strung Out"から、
泣きのバラード"Not Enough"へと流れていく。
この曲、サミーのVo.はもちろんだけど、エディーのギターソロも秀逸。
ほんとに涙が滲んでくるぐらい切ない曲。
ある意味サミーVANHALENの集大成ともいうべき曲やね。
インスト曲が多いのも、もうサミーの心はもうバンドに在らずなのか、、
スタジオにもあんまし来なかったからインスト増やしたのかも?(裏ジャケでもかなり後方。。)
アレックスのドラムソロ"Doin' Time"から、
トレバー・ラビン在籍時のYESっぽいスケール感がある"Baluchitherium"へ流れるくだりは、
プログレ・ファンなんかにはたまらん展開かと。
最後の曲 "Feelin'" はまさにサミー在籍時の第二期VAN HALENの終焉を表現しているというか、、
曲の展開といい、サミーの絞るようなシャウトといい、なにか悲壮感が漂う。
映画のエンドロールを見ているような不思議な感覚だ。
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