2013年10月6日日曜日

おもしろ映画「The East」


米在住のTom Scholz君からのレポート。
日本公開は来年早々らしい。

主演のBrit Marlingは非常に透明感のある人で、
個人的には「どストライク」♥、、なんでぜひ見たい。

レポートを読んでると、
なんとなく映画「連合赤軍あさま山荘」の内容が重なったけど。ちと違うかな。

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From Tom Scholz

過激派環境保護集団に潜入捜査をする女性諜報員のお話です。
そもそも未然にテロ行為を防止するために潜入捜査を開始したが、
逆にテロ集団の考えとか仲間たちに思いをよせるようになり、、

Brit Marlingが演じる主人公の女性捜査官は、元FBI捜査官。
現在は大企業向けの私立諜報機関に属し、それなりのプライドを持ち、
そしてまだまだ自分のキャリアとステータスを上昇させたい女性です。

でも、心のどこかにポッカリ穴があいている。上昇志向のある人によくありがちな事ですね。

その穴を埋めていったのは、たとえそれが狂気の手段を使っているとしても、
「私」を捨て「公」の目的に向かって純真無垢に突っ走るカルト集団だったのです。


対極にあるのは、「公」を犠牲にしてまでも利益をむさぼる、
「私」の利益しか考えない大企業。






主人公はそれに自分の姿を投影し、悩み、揺れ動きます。

しかし、カルト集団の結束はある出来事をキッカケに崩壊して行きます。
集団心理というものは、ひとつの歯車が狂いだした瞬間に狂気へ走り崩壊していく。
そんな中、主人公はある決断をします。

映画のタイトル 「The East」 とはこの過激派環境保護集団のコードネームのことなんですが、
映画の結末から考えると、志しの「Rising」という意味も含んでいるのかなあと想像しました。
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