どこかで聞いたことのあるヒットソングのタイトルがふと思い浮かんだ。
この映画を見た感想だ。
イギリスの評論家筋にはえらく受けが良かった映画らしいけど、
非常にテンポ良く、わかりやすいというかサッパリとしたおもしろ映画でした。
ストーリー的には追うもの追われるもののサスペンスが基本。
娼婦のおねーさんと、危うく売り飛ばされそうになった家出少女との逃亡の旅が、目を伏せたくなるような数々の暴力シーンの中で愛しくも、切なくも、心強く描かれている。
逃亡の旅の中、
その道中で垣間見る、人間の醜さというか汚れた部分、
それとは逆に、やさしさというか愛というか、人間の善なる部分。
これらを淡々と描きながら、ラストまでテンポよくストーリーは進んでいく。
なんじゃかんじゃで逃亡の旅が終わり、ラストシーン・・・
なんとも言えぬ虚しさが残ったが、向こうに薄ぼんやりと見えた街の灯が妙に暖かく思えたのが救いだったなぁ・・・
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