そもそも、Dixie Dreggs というインストバンドでメジャー・デビューを果たしており、
かなりのテクニカルギタリストであることはあまり知られていないような気がする。
Dixie Dreggsでのサウンドについては、個人的には若干イナたい感じがしてあまり好きになれなかったのだが、
Steve Morse Band名義でリリースしたインストアルバムの中で、特に90年前半~中盤のものが素晴らしいので紹介したい。
Southern Steel (1991)
Coast to Coast (1992)
Structural Damage (1995)
Stress Fest (1996)
これらインストアルバムの演奏内容と、Deep Purpleでの演奏内容を比較すると、
後者は、はっきり言ってウォーミングアップレベルにすぎないことが分かる。
どのアルバムも耳当たりよく、一曲一曲、キャッチーでありながら非常にテクニカルでかつ丁寧に作りこまれている。
曲のバリエーションも幅広く、メタル系、POP系、泣き系、癒し系と非常にバラエティーに飛んており、Morse の音楽家としての懐の深さを感じる。
また聞くシチュエーションを選ばないのもスゴイところ。大都会の中、大自然の中、どんな場面にもお供にどうぞ。
最近インストアルバムのリリースに久しいMorseさん、
Deep purpleもいいけど、まあそんなに枯れることなく、どんどんプログレッシブなインストアルバムをリリースしていってくださいな。
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