空海ゆかりの地。一度は行きたいと思いつつ、遂に実現。
ここは浮世とは全く時空の匂いが異なる。
過去に血と血を争って戦った戦国武将たちが同じ敷地で眠っている。
人間死ねば、その魂は成仏し穏やかに眠る、、ジジ臭いなあと思っていたことが、まさにこの空間に存在する。
南海電車の極楽橋駅からケーブル駅への連絡橋である。
今回はケーブルには乗らず、ここから徒歩にて登山。
女人道コースと呼ばれる登山ルートである。
しかし、こんなところまで電車を走らせている南海電車はすごい。
極楽橋。ここを渡ると、そこはもう霊界極楽、、どころか、厳しい登山道が待っている。
ここからは整備されてはいるがほぼケモノ道。
この日は人も動物もいなかった。ケモノは私だけ。
たくさんの鳥居をくぐり抜け、ゴールはもうすぐ。
ゴール。登山はおしまい。ここで装備していた缶ビールをまず一本。
「どこで酒飲んどんねん!」と怒られてるような気が。
美しいお堂他建造物が無料で見れる。
★京都なんかやと確実に拝観料取られるで。
高野山のご当地ゆるキャラ、「こうやくん」。今イチインパクトに欠ける。
奥の院の入り口。ここから著名人の墓が続く。
、、、墓を撮るの、ちょっと怖かったが、せっかくなんで。
武田信玄の墓。
伊達政宗の墓。
石田三成の墓。
明智光秀の墓。
織田信長の墓。
豊臣家の墓。
南海電鉄の創業者の墓もあった。いつもお世話になっております。
。。。
この他にも、第二次大戦において日本の為に戦火に散った名も無き英霊の慰霊碑がたくさんあった。
このような御先祖様のおかげで今の日本の平和はあるのだなあとしみじみ感じる。
合掌。
。。。
奥の院のドン突きにある弘法大師御廟。
ここから先は撮影禁止、 参道は杖もついたらアカンらしい。
大阪のおばちゃんがヨボヨボのじいさんに「杖ついたらアカンで~」って注意していた。鬼か!
数百年の時を経て、空海は未だここで修行をされているらしい。
「そんなアホな」と思いつつ中に入っていくと、、
「やっぱり生きてはんのやろか?」そう思わせる、神秘的な空間であった。
帰りも同じルート。行きはシンドイ、帰りはヨイヨイ。
下り坂を走って、無事極楽橋駅に到着。
装備していた二缶目のビールをグビる。
今度は更にハードな登山ルートにてアタックしたい。
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