2013年9月30日月曜日

イカす音楽「John Sykes」


ドライブする荒削りでぶっといレスポールサウンド。
SexyなシャウトVoiceで歌は上手いし、ルックスはまさに金獅子。

男も女もしびれるその華麗な立ち振舞い。
こんなにカッコいいギタリストってそうはいない!


Thin Lizzy、White Snake とビッグネームを渡り歩いたさすらいのHRギター職人。
 

White Snake在籍時、最大のヒット「白蛇の紋章 サーペンス・アルバス」のほぼ全曲を手がけているのは有名。
 White Snake (1987)
http://www.youtube.com/watch?v=qxG46fUC4g8&list=PL4F0D1C830DAD4D93

White Snake脱退後、ソロプロジェクト Blue Murderを立ち上げた。

結成時のメンツ。フレットレスベースの名手Tony Franklin、ドラムは御大Carmine Appice

初期2作は文句なくすばらしいHRサウンド。まさに最強HRトリオだ。

 Blue Murder (1989)

http://www.youtube.com/watch?v=EdtJuBj3yZM 


 Nothin But Trouble (1993)
http://www.youtube.com/watch?v=SCkoHBJbJeI&list=PLA06AF5A76385D322


その後Sykes名義でのアルバムをリリース。

このころから、妙にマーケットを意識した音作りとなり、本来のワイルドな楽曲がだんだんと減ってきて、段々と一線から遠ざかっていった。

そして2004年、
日本でのライブを収録したライブ・アルバムをリリース。完全復活をアピール。
ミキシングが荒く、ギターの音が前面に出ているおかげで、目の前にマーシャルアンプがあるような感覚。
選曲も彼のキャリアの中からのベストチョイス。

 Bad Boy Live! (2004)
 http://www.youtube.com/watch?v=G6aEFz09rxQ

ジャケットで見れる様に機材は一貫して、
'72製のレスポール(エスカッション、ピックガードなどを全パーツをシルバーで統一、cool!)と
マーシャルの50W(50Wならではのハイエンドにもローエンドにもならないミッドブーストサウンド。マイケルシェンカーも確か50Wだったっけ。)

その後音沙汰がなかったが、
昨年、マイク・ポートノイと新たなプロジェクトを始動!
、、なんて話もあったが立ち消えした模様。。
 

何でもいいいから早くシーンに戻ってきてブットイギターサウンドを聞かせて欲しい。サイクス様!

イカす音楽「Porcupine Tree」



元々は Steven Wilson のソロプロジェクトの延長として発展したバンド。
Steven Wilson という人は、ほんとにまあ「ザ・イギリス」という感じの人で、
陰鬱叙情的イギリスの気候とか景観とか、そういう空気感をサウンドにたっぷり漂わせている。

 キーボードには元JAPANRichard Barbieri がいて、この人がそのイギリス的空気感に輪をかけている。JAPANといえば70年代後半から80年代初期に活躍したアート・ロック”アイドル”バンドで、後期は坂本龍一とのコラボなんかもあって、最終的にはアンビエントミュージック色が色濃くなっていったバンド。



しかしながらこのバンド、メタリックなギターリフを印象的に取り入れた曲もあり、結構プログレメタルファンにも充分アピールするかと思う。

数ある Porcupine Tree の作品中でも、プログレメタルファンの私としての琴線に響いたのが以下2枚のアルバムだ。(いずれもホラー映画のようなジャケット。。)
聴きこむ程に味が出るのがおもしろい。この辺は、ドリームシアターなどのプログレメタル系サウンドと通じるものがあるなあ

Porcupine Tree - In Absentia(2002)


 Porcupine Tree - Deadwing(2005)

プログレ、テクノ、グランジ、アートなどの「ごった煮」であるが、
濁ることなく、その上澄みの透明感のようなものが Porcupine Tree サウンドと言うべきか。さらりとしているようでなかなか深いバンドである。

 
 

2013年9月29日日曜日

イカす音楽 「Mr.Mister」


’80年代半ば、MTV全盛期のころにミリオンヒットを飛ばした、

いわゆる一発屋の類のバンドである。
Stingにクリソツな声とルックスを持つベーシスト Richard Pageを中心とした四人組。 

↓Stingを意識しているのか、意識しろと言われたのか。。前髪の後退ぶりもそっくり。

 

サウンドは、エレクトリックビートにカラフルなストリングシンセ、そこにガッツンとパワーコードブチかましのアーミングギターが絡むという、まあ当時の流行りのサウンド。 

ここでは、ミリオンヒット後にひっそりリリースされ花散った(?)サードアルバムを紹介したい。

MTV時代の一連のド派手な産業ロックブームの中では少々地味になったサウンド。

当時あまり話題にもならず売れなかったようで、結局これは彼らのラスト・アルバムになった。
まあ、一発屋にはよくある運命である。悲劇。

しかしながらこのサード・アルバム、これまでのサウンドを踏襲しながら、当時ブームであったアフリカンビート上品に取り入れ、非常に洗練されたAORを演っている。



Mr.Mister - Go On (1987)
http://www.youtube.com/watch?v=3DWYjuRHCSs&list=PLA403CF4C39A32AE3

4枚目は更にいいアルバムになるんじゃない?と予感してただけに解散は非常に残念だった。

そういや、'80年代に活躍したLAメタルとかのバンドの再結成ブームが一時期あったけど、Mr.Misterは無かったなぁ。もう一度見てみたいバンドである。



 

2013年9月28日土曜日

イカす音楽「Chris Poland」


キャリア的には、歴代Megadethのギタリストの一人として有名であるが、そもそもはLAのフュージョンギタリストである。
LA出身の割りにあまり明るいフレージングは無く、ウェット感のある叙情的なメロディーを弾く人であるが、合間に見せるキレキレの高速パッセージにはハッとさせられる。
やはり根っこにはメタル魂が流れているのだろう。



ソロ名義でのアルバム。伸びやかに歌うギタープレイが素晴らしい。

Chasing The Sun (2007)

 
ベース Robertino Pagliari、ドラム David Eagle とのJazzRockトリオOHM名義でのアルバム。
トリオならではの緊張感みなぎるスリリングなサウンドがイイ。

 OHM - Aminoacid Flashback(2006)



 
Megadeth作品中ではSystem Has Failedが秀逸。
Megadeth暗黒ワールドの深淵を担っている。

Megadeth - System Has Failed (2008)


 

 
現在はOHMでの活動がメインのようであるが、たまにはMetal界にも顔を出しておくれやす。








2013年9月27日金曜日

イカす音楽「渡辺香津美 Kazumi Watanabe」


渡辺香津美氏といえば、世界に誇るまさに名実共に日本を代表するギタリスト。
活動範囲も多岐に渡り、その時代時代で素晴らしいパフォーマンスで楽しませてくれている。

氏の長いキャリアの中で、私自身が一番好きな時期、「Spice Of Life三部作」を紹介したい。


ベースにJeff Berlin、ドラムにBill Brufordを迎えたトリオ編成での「第一期 Spice Of Life」
アルバム全般にみなぎる緊張感、三人三様それぞれが奥深いミュージシャンでかつハイテクプレーヤー、
まさにインストルメンタルバトルである。
スリリングで緊張感あふれるトンがった演奏は今聞いても全く色あせない。名盤である。





//www.youtube.com/watch?v=AVuJZ8lFSYc


第一期メンバーにキーボードPeter Vetteseを加えた「第二期 Spice Of Life」

前作の緊張感が融和され、香津美氏お得意の暖かい和のフレーズもふんだんに取り入れて、
泣きのギター、センチメンタルで潤いのあるリラックスしたサウンドとなっている。
当時、私は本作ツアーの大阪公演に参戦したが、立ち見が溢れた満員御礼の盛況ぶりであったのを記憶している。
しかし、輸出版のジャケットはなぜザリガニなんだろう?


http://www.youtube.com/watch?v=yvb6LQPmoa0

キーボードが抜け、前回ツアーに参加したベースBunny Brunel、ドラムにあのChad Wackermanの実弟John Wackermanによるトリオ編成に戻った、
「第三期 Spice Of Life」でのリリースKilowatt
(これをSpice OF Lifeシリーズの一つと呼ぶかどうかは超私的判断である。)

前作とはガラッと変わり、全体的にソリッドでドライな音になった。
楽曲もメカニカルというか、荒削りな感覚が生々しく、若く荒々しいJohn Wackermanのツーバスサウンドが多分に影響していると思われる。

本作のツアーにも参戦したが、ドラムのJohn Wackermanがウエスタンブーツで登場、
ほう、あのブーツでベードラ踏めるのか?と思いきや、、
なんぎそーにブーツを脱いで、ほんできれいに揃えてから運動靴に履き替えてプレイを始めたのにはワロタ。



http://www.youtube.com/watch?v=osdJG1Sj78o


一時期、アコースティックでの活動が多かっだ香津美氏だが、最近はエレクトリックでの露出が多くなってきた。
エレクトリックトンがった香津美氏がやっぱ好きやねん!






2013年9月26日木曜日

イカす音楽「Buckethead」

世の中には、訳のわからん人、得体の知れない人がいるものだが、
このBucketheadという人ほど不思議な人はいない。
 一見するとTwitterでの悪ふざけ写真に見えるが、どっこい超ハイテクギタリストであり、懐の深い音楽家なのである。

基本的にメタル路線のオーソドックスなプレイスタイルなのだが、そこに絡む変態的フレーズが実に個性的。

またアコースティックプレイでは、一変して別人のように美しい旋律を奏でる。
まさにその音楽性は百花繚乱

音楽カテゴリー的にはいわゆるアバンギャルドなゾーンに属する人なのだが、
一時期あのガンズアンドローゼスに加入してたり、オジーにギタリストとして実は招聘されてたりと(これは断ったらしいが)、
かっこいいメタル系ギタープレイが出来るということを物語っている。




そのテクニックは間違いなしハイテクゾーンの人。
真っ白の“バケットヘッド”シグネイチャー・レスポールを使用し、
レスポールならではのいわゆるスイッチング奏法を多用して変態度を増している。
(↓スイッチング奏法中。赤いポッチがトグルスイッチの代用スイッチの模様)


またアルバムリリースが半端なく大量!なんじゃこりゃの、ギネスもの。
正確なディスコグラフィーは本人もわかってないのではないか?調べる気も無くなるくらい。。
その中でも敢えて代表作を一枚を選ぶならこれかな。

The Elephant Man's Alarm Clock
(2007)
http://www.youtube.com/watch?v=LIErR1GI95A


とにかく一度聞いたらハマる。
Bucketheadトライアングルゾーンに入ると、もうクセになって止められない。


北港エレジー

金もないからスーパーですしと酒を買い天保山に行った。

市バスでゆらゆら。

大阪北港に到着、天保山ハーバービレッジである。
かの有名な海遊館があり、昼間は多少の賑わいがあるが、夜になると閑散。

三連休前というのにこの閑散さ。同じベイサイドでも、横浜、神戸みたいに盛り上がらってない。
向こうに見えるはUSJ。

買い込んだ酒と寿司など食い物群。 このような眺めのよいテラスで勝手に宴会が出来る。

がらがらのフードコート。利用者ゼロ。。



立派な観覧車があるのに、ほぼ利用者なし。。いるのは中国人観光者ぐらい。


なんとなくガラの悪い雰囲気で、女子だけで訪れるのはちょいと恐そうなところである。
最寄り駅もこの通り。。



まあ空いてるから、酒飲んで自由に騒げるのでヨシとしよう。穴場と言えば穴場だ。是非。
大阪の海は悲しい色やね。








Guitarとか

私のギター・コレクションの1本。
Fender Japan のショートスケールモデルストラト。
ショートスケールなんで非常に弾きやすい。ちょっとテンションがタランティーノやけどね。


 
安いから買っていくうちに気がつけば溜まってきたピック。
まだまだアメちゃん缶の中にいっぱいあるんだけど、きれいなものだけ揃えてみました。
昔のお気に入りシェイプはペンタゴン。あのリッチーブラックモア御大が使ってたやつ。
最近はティアドロップの方が弾きやすいかな。
歳と共にピックの角もとれて丸くなる。お後がよろしいようで。。



りんくう公園

台風一過で澄み渡る青空。
Jobが早めに切り上がったので、りんくう公園までポタリング。

関西国際空港が目の前に。右手に見えるのは連絡橋。

相棒のシティサイクル”あさひAlouette”越しに和歌山方面を望む。


、、、、、離陸していく飛行機をなにげに連写。


 これはANAやね。


 機体に大きくFINAIRと書いてる。フィンランド航空でんな。ヨーロッパに行った際、一度お世話になりました。

 尾翼が白で機体は青。どこだろう?     KLMだ。

 尾翼が青のグラジュエーション。してANAではない。どこだろう?
ガルーダインドネシア航空、、、しらねぇなぁ。

 ピンクのかわいい機体。PEACHやね。青空に綺麗に映えていた。

↑ 真っ黒の機体はSTARFLYERだね。東京行くとき、ちょくちょくお世話になってます。

 尾翼に青のストタイプ?どこだろう?          AIRFRANCE?

 真っ青な機体。 Korean Air かな。多分。

 よーく見ると、高度、距離はだいぶ離れているが、3機がスクランブルしてます。
よーく見るとね。。

↑ 連絡橋のふもとまで来た。直線が美しいなあ。


しかし、いくつになっても離陸する飛行機を見ると子供のようにワクワクする~。
あー、どっか遠くに行きてーなぁ~~