2014年1月26日日曜日

R.I.P. たかじん


やしきたかじんが亡くなって、関西ではたかじん追悼番組のオンエアラッシュが続いている。

表は酒と暴力、でも裏では繊細でシャイな一面・・・
みんな一様なエピソードを語る。

私自身も、関西で生まれ、関西で育ち、今だに関西を出たことは無いので、ガキの頃からたかじんの出演してた番組は全部見ていた。

中でも印象に残っているのが、読売テレビの「たかじんのばぁ~」。

Barのセットの中で、たかじん、トミーズ雅がホスト役で、カウンターにゲストを招き、ほんとベロンベロンになって、ろれつが回らなくなるまで呑みながらゲストに絡む。

当然ゲストも呑むわけだから、もう番組はめちゃくちゃ。
ケンカはするわ、セクハラはあるわ、、、現在の上品でいい子ちゃんテレビ局ならとてもこんなの放送できんよ。ていうか、スポンサーがまず付かないわな。

そして、「たかじんのそこまで言って委員会」。

あらゆるタブーを地上波の限界まで扱った。

その限界ラインを狭めない為に、あえて東京キー局には配信しないという手法をとった。

嘘の無い番組作りを行う為に、命をはって、既得権益と戦いながらも戦友を増やし突き進んでいった。

いわゆる既得権益に絡む連中というのは、日本の闇社会とも結びついているわけで、かなりの圧力や脅迫があったらしい。

そりゃ酒の力も借りるわな・・・

また、これだけ仲間が多いということは、ほんとに心が細やかで優しい人だったんだろうね。

ある意味、死に急がざるを得なかった人なんだね。

有名人が亡くなったという悲報で涙を流したのは、ラウドネスのドラマー樋口宗孝氏が亡くなった時以来。

あの人も、豪快でかつ繊細な人だったなぁ。
ラウドネスの世界進出にかける気持ちは半端なかったし、後輩ロッカーを思うやさしい気持ちも半端なかったらしい。今でもひぐっつぁんを慕うミュージシャンは数限りないもんね。



樋口氏名言「ロックミュージシャンである前に、ロックスターでありたい」

ある意味、たかじんによく似た人でした。

・・・・あ、そういや、たかじんもミュージッシャンやったね、忘れてた・・・(^^)

ハハハ、どつかれるわ! (^^)

合掌。